Shopify(ショッピファイ)料金プラン
Shopify(ショッピファイ)の料金プランを比較&費用を徹底解説!
Shopifyは、どんなプランがあるの?
Shopifyの各プランの違いは?
自分は、Shopifyのどのプランが向いているの?
今回は、Shopify(ショッピファイ)に関する、上記のような疑問にお答えします。
本記事の内容
- Shopifyの料金プラン
- Shopifyで別料金になる機能
- Shopifyの料金プランに関するQ&A
本記事の執筆者
こんにちは、ホームページ自作ラボ管理人のリュウです。
私は、現役のWebデザイナーとして、ホームページ制作会社の代表をしています。
本記事は、以下のような人にオススメです
- Shopifyの料金プランの違いを知って選択したい。
- Shopifyが自分に向いているかを判断したい。
本記事を読むことで、Shopifyの料金プランについて知ることができ、Shopifyがあなたに向いているネットショップ作成サービスかどうかの判断材料になります。
結論を先に言うと
Shopifyの主要プランは3つで、違いが分かりやすいので選びやすいです。
迷ったときは[ベーシックプラン]で始めて、状況に応じてプランアップを検討しましょう。
では、Shopify(ショッピファイ)の料金プランについて徹底解説していきます!
なお、Shopifyについての全体的な解説は『Shopify(ショッピファイ)の評判は!? 特徴・メリット・デメリットを徹底解説!』をご覧ください。
Shopify(ショッピファイ)の評判は!? 特徴・メリット・デメリットを徹底解説!
このページの目次
Shopify(ショッピファイ)の料金プラン
Shopifyの料金プランについて解説します。
Shopifyの主な料金プランは、以下の3つです。
- ベーシックプラン
- スタンダードプラン
- プレミアムプラン
ベーシックプラン
初期費用 | なし |
---|---|
月額料金 | $25(約¥3,172) ※先払いの場合、1年契約で10%、2年契約で20%の割引が適用 ※2022年5月27日現在のレート「$1=¥126.91」にて計算 |
商品登録数 | 無制限 |
スタッフアカウント数 | 2 |
在庫のロケーション | 最大4 |
無料SSL証明書 | ● |
レポート | ベーシック |
外部サービスの計算済み配送料 | × |
Shopifyペイメント手数料 | 日本のクレジットカード:3.4% 海外/Amexのクレジットカード:3.9% JCBのクレジットカード:4.15% |
外部サービス取引手数料 (Shopifyペイメントを利用しない場合) |
2.0% |
言語翻訳 | ● |
通貨換算 | ● |
現地決済方法 | ● |
関税と輸入税 | × |
Shopifyの[ベーシックプラン]は、月額料金$25(約¥3,172)で利用できるプランです。
ネットショップ運営で必要な機能はそろっていて、Shopifyの主要プランで最安なので、初めてのネットショップ運営にも最適です。
最安とは言え、商品登録数は無制限ですし、使える機能数は上位プランと大差がありません。
ただ、スタッフアカウント数が2アカウントと少ないので、小規模の事業者向きです。
[ベーシックプラン]は、まずは小規模からネットショップ運営をスタートさせたい事業者にオススメのプランです。
スタンダードプラン
初期費用 | なし |
---|---|
月額料金 | $69(約¥8,756) ※先払いの場合、1年契約で10%、2年契約で20%の割引が適用 ※2022年5月27日現在のレート「$1=¥126.91」にて計算 |
商品登録数 | 無制限 |
スタッフアカウント数 | 5 |
在庫のロケーション | 最大5 |
無料SSL証明書 | ● |
レポート | 標準 |
外部サービスの計算済み配送料 | × |
Shopifyペイメント手数料 | 日本のクレジットカード:3.3% 海外/Amexのクレジットカード:3.85% JCBのクレジットカード:4.1% |
外部サービス取引手数料 (Shopifyペイメントを利用しない場合) |
1.0% |
言語翻訳 | ● |
通貨換算 | ● |
現地決済方法 | ● |
関税と輸入税 | × |
Shopifyの[スタンダードプラン]は、月額料金$69(約¥8,756)で利用できるプランです。
[ベーシックプラン]と比較して、使える機能の差はありませんが、スタッフアカウント数と在庫のロケーション数が増えています。
また、レポート機能がアップグレードされているので、注文や売上に関するレポートなど、[ベーシックプラン]にはない項目も多く含まれています。
しっかし自店の分析をしたいのでれば、[スタンダードプラン]を選んだ方が良いです。
そして、Shopifyペイメントの決済手数料が下がっているので、売上が大きくなるほど、お得に利用できます。
[スタンダードプラン]は、小規模から中規模で、本格的にネットショップ運営をしたい事業者にオススメです。
プレミアムプラン
初期費用 | なし |
---|---|
月額料金 | $299(約¥37,946) ※先払いの場合、1年契約で10%、2年契約で20%の割引が適用 ※2022年5月27日現在のレート「$1=¥126.91」にて計算 |
商品登録数 | 無制限 |
スタッフアカウント数 | 15 |
在庫のロケーション | 最大8 |
無料SSL証明書 | ● |
レポート | 高度 |
外部サービスの計算済み配送料 | ● |
Shopifyペイメント手数料 | 日本のクレジットカード:3.25% 海外/Amexのクレジットカード:3.8% JCBのクレジットカード:4.05% |
外部サービス取引手数料 (Shopifyペイメントを利用しない場合) |
0.5% |
言語翻訳 | ● |
通貨換算 | ● |
現地決済方法 | ● |
関税と輸入税 | ● |
Shopifyの[プレミアムプラン]は、月額料金$299(約¥37,946)で利用できるプランです。
1つ下位の[スタンダードプラン]よりも、大幅に月額料金が上がっていますが、Shopifyのすべての機能を使えます。
スタッフアカウント数が15アカウントもあるので、ネットショップ担当のスタッフが増えても対応できます。
他のプランでは使えない「関税と輸入税」と「市場別カスタム価格設定」の機能が使えるのも、[プレミアムプラン]の大きな特徴です。
また、Shopifyペイメント決済手数料や外部サービス取引手数料が、他のプランより低いので、売上額が大きくなるほど手数料がお得になります。
[プレミアムプラン]は、売上規模が拡大しており、企業としてネットショップに取り組んでいる事業者にオススメのプランです。
その他の料金プラン
実はShopifyには、主要な3プラン以外に、以下の2プランが存在します。
- Shopify Lite
- Shopify Plus
ほとんどの事業者は主要3プランのどれかを選ぶことになるので、Shopify公式サイトでも小さく紹介されており、ここでも簡単に紹介します。
Shopify Lite
[Shopify Lite]は、月額$9(約¥1,142)で利用できるプランです。
Shopify以外のサイトに購入ボタンの追加ができますが、ネットショップの作成はできません。
[Shopify Lite]は、既に運営しているホームページやブログでネット販売したい人に向いています。
Shopify Plus
[Shopify Plus]は、月額$2,000(約¥253,820)から利用できるプランです。
スタッフアカウント数は無制限、在庫のロケーション数は最大20、構築可能なサイト数は最大10と上限が大幅に上がります。
そして、他のプランではできないことが、たくさんできるようになります。
[Shopify Plus]は、大規模なネットショップ運営を考えており、[プレミアムプラン]以下のプランでは対応できない機能を必要とする事業者向きです。
Shopifyの各プランの比較
Shopifyの各プランの比較表です。
以下は、機能の一部のみをピックアップしています。
詳しい機能比較は、Shopify(公式サイト)でご確認ください。
ベーシック | スタンダード | プレミアム | |
月額料金 | $25(約¥3,172) | $69(約¥8,756) | $299(約¥37,946) |
商品登録数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
スタッフアカウント数 | 2 | 5 | 15 |
在庫のロケーション | 最大4 | 最大5 | 最大8 |
無料SSL証明書 | ● | ● | ● |
レポート | ベーシック | 標準 | 高度 |
外部サービスの 計算済み配送料 |
× | × | ● |
Shopifyペイメント手数料 (日本のクレジットカード) |
3.4% | 3.3% | 3.25% |
外部サービス取引手数料 (Shopifyペイメントを利用しない場合) |
2.0% | 1.0% | 0.5% |
言語翻訳 | ● | ● | ● |
通貨換算 | ● | ● | ● |
現地決済方法 | ● | ● | ● |
関税と輸入税 | × | × | ● |
※月額料金を先払いの場合、1年契約で10%、2年契約で20%の割引が適用されます。
プラン間で、使える機能数で大きな差はないですが、各機能の最大数や、決済手数料・外部サービス取引手数料の差が目立ちます。
ただし、Shopifyの主要プランでは最上位の[プレミアムプラン]のみ使える機能として「関税と輸入税」と「市場別カスタム価格設定」があります。
Shopifyの料金プランの選び方/ おすすめ
多くの事業者は、[ベーシックプラン]か[スタンダードプラン]からのスタートで大丈夫です。
もし迷うようであれば、まずは[ベーシックプラン]で始めて、売上などの状況次第でプランアップを検討しましょう。
[プレミアムプラン]は、最初から大規模なネットショップを考えていたり、越境ECとして本格的にスタートさせる場合に選んでください。
Shopify(ショッピファイ)で別料金の費用
Shopifyで別料金の費用です。
以下については、Shopifyの月額料金とは別で、費用が発生する場合があります。
- 独自ドメイン
- 決済手数料
- 外部サービス取引手数料
独自ドメイン
独自ドメインを使用するための費用です。
独自ドメインは取得費と、年単位の更新費が必要です。
Shopifyで使う独自ドメインは、以下の方法で取得できます。
もちろん、既に独自ドメインを持っている場合は、新たに取得する必要はありません。
- ドメイン取得サービスで取得する
- Shopifyで取得する
Shopifyで取得する場合は、Shopify管理画面にて申し込んでください。
料金はドメインの種類によって異なりますが、年額$11(約¥1,396)から利用できます。
決済手数料
決済手数料とは、オンライン決済を利用して支払った際に発生する手数料のことです。
Shopifyペイメントでは、プランによって決済手数料が異なります。
Shopifyペイメントの決済手数料(クレジットカード)
ベーシック | スタンダード | プレミアム | |
日本のクレジットカード | 3.4% | 3.3% | 3.25% |
海外/Amexのクレジット | 3.9% | 3.85% | 3.8% |
JCBのクレジット | 4.15% | 4.1% | 4.05% |
外部サービス取引手数料
外部サービス取引手数料は、Shopifyペイメント以外の決済サービスを使用する場合の追加料金です。
つまり、Shopifyペイメント以外の決済サービスを通じて商品が販売されたときは、外部の決済サービス自体の手数料だけでなく、Shopifyに支払う「外部サービス取引手数料」が発生するということです。
もちろん、Shopifyペイメントを通じて決済された場合は、外部サービス取引手数料は発生しません。
外部サービス取引手数料は料金プランによって、以下のように異なります。
- ベーシックプラン:2.0%
- スタンダードプラン:1.0%
- プレミアムプラン:0.5%
特段の事情がない限り、Shopifyでネットショップ運営をするなら、Shopifyペイメントを利用した方がお得で便利です。
Shopify(ショッピファイ)の料金プランに関するQ&A
Shopifyの料金プランに関する、よくある質問に回答します。
Shopifyでは振込手数料は掛からないの?
Shopifyで、Shopifyペイメントを介して発生した売上については、ショップの口座に入金してもらうための振込手数料は掛かりません。
一般的な決済サービスでは、振り込みの度に数百円の手数料が発生することが多いので、この点はShopifyのメリットです。
Shopifyの料金プランは、途中で変更できる?
Shopifyの料金プランは、いつでも管理画面にて変更可能です。
変更すれば、新しいプランはすぐに利用できるようになります。
ちなみに、プラン料金は日割り計算になるため、プランを変更した日付から新しいプラン料金の請求が開始されます。
Shopifyの支払い方法は?
Shopifyでは、以下の支払い方法から選ぶことができます。
- クレジットカード
- PayPal
Shopify(ショッピファイ)の料金を安くする方法
Shopifyの料金を安くする方法は、以下の通りです。
2年契約で先払いする
Shopifyは先払い割引があります。
先払いの場合、1年契約で10%、2年契約で20%の割引です。
オススメは、20%割引が適用される2年契約です。
同じ[ベーシックプラン]であっても、1ヶ月ごとの支払いと比較すると、2年間で¥15,225も安くなります。
一度に支払う金額は大きくなりますが、長期で見ると大幅にお得です。
Shopify(ショッピファイ)の料金プランのまとめ
今回は、Shopifyの料金プランについて徹底解説しました。
Shopifyの主要プランは3つで、違いが分かりやすいので選びやすいです。
迷ったときは[ベーシックプラン]で始めて、状況に応じてプランアップを検討しましょう。
なお、Shopifyについての全体的な解説は『Shopify(ショッピファイ)の評判は!? 特徴・メリット・デメリットを徹底解説!』をご覧ください。