ネットショップ作成サービスBASE
BASEの評判は本当か調査! 特徴・メリット・デメリット・評判などを解説


出典:BASE
「ネットショップを自分で作りたい!」と思っても「なんか難しそう」と諦めたことはありませんか?
今は、Webの専門知識ゼロの初心者でも簡単にネットショップ作成できる、様々なサービスがあります。
そのサービスの1つであるBASE(ベイス)は、特に人気があり評判が良いです。
初心者でも簡単に、無料で本格的なネットショップ作成ができる点が評価されています。
BASEの評判は本当なのか、メリット・デメリット・料金・使い方などについて調査しました。
BASEの評判が良いとはいえ、BASEが適しているかどうかは、あなたの状況や考え方などによって異なります。
BASEが「オススメな場合」と「オススメではない場合」についても解説しているので、ネットショップ作成サービスを選ぶ上で参考にしてください。
この記事を読むことで、BASEが自分に向いているかどうかを判断できます。
BASEとは
BASE(ベイス)は、BASE株式会社が運営するネットショップ作成サービスです。
2012年にリリースしてからわずか2年で登録店舗数が15万店を突破し、2020年2月の時点では90万店を超えています。
ここまで人気で勢いがある1番の理由は、「無料で、ネットショップ運営に欠かせない全ての要素がそろっている。」という点にあります。
利用料が無料な上、たくさんの機能を無料で追加できます。
ここまで多機能なネットショップ作成サービスは、無料のサービスでは他にありません。
無料なので、「商品が1つも売れていないのに、ネットショップ利用料を支払い続けている。」ということにはなりません。
「ネットショップを作りたいけど予算が…」となって諦める人も多いですが、BASEであれば無料でネットショップを作れるので気軽に始められますね。

無料のネットショップ作成サービスでは、文句なしの最強です。
BASEの特徴・メリット
BASEの評判が良い、具体的な要因は何なのでしょうか?
単に「BASEは評判が良い」という理由だけで選ぶと、「自分には合っていなかった」ということになりかねません。
BASEでは何ができるのか、どんな魅力があるのか・・・
BASEの評判を上げている特徴やメリットについて解説します。
あなたがBASEを選ぶ理由があるかどうか、特徴やメリットを知った上で判断してください。
無料でネットショップを持てる
「ネットショップを作りたい」と思ったときに一番気になるのは、費用ではないでしょうか?
その点、BASEは初期費用も月額費も無料なので安心です。
ネットショップを始めるハードルが下がるので、気軽にスタートできます。
他のネットショップ作成サービスで、無料プランもあるけど、有料プランがメインになっているサービスはよくあります。
要は、「いつか有料プランを使ってもらえるかもしれないから、無料プランも用意している」パターンです。
この場合、無料プランだとビジネスには使いにくかったり、明らかな機能不足なことがよくあります。
しかし、BASEは無料プランしかなく、十分高機能です。
ただ、注意しないといけないのは、1件の売上に対して「3.6% + ¥40」の決済手数料と「3%」のサービス利用料は掛かります。
とはいえ、販売数がゼロであれば完全無料なので、「何も売れていないのに費用が掛かる」という状態は避けられるので安心です。
ちなみに、他の方法でネットショップを運営していたとしても、キャッシュレス決済をすると、売上に対して4~5%前後の決済手数料が掛かります。

売上ゼロでも毎月、利用料を支払い続ける心配をしなくて良いのは嬉しいですね。
無料で約80種類の機能追加ができる
「BASEは利用料が無料」と聞いて「無料の範囲では簡単な機能しか使えず、結局は有料の機能を追加することになるんでしょ?」と思われた方もいらっしゃるでしょう。
ネットショップ作成サービスに限らず、一般的にそういう商品やサービスもありますよね。
しかし、このBASEがスゴいのは「ほぼ全ての機能を無料で使える」ということです(2つだけ有料機能有り)。
これは他のサービスにはない、BASEならではの強みです。
下記は、BASEで無料追加できる約80種類の機能の一例です。
- 独自ドメイン
- 送料詳細設定
- 英語・外貨対応
- デジタルコンテンツ販売
- 定期販売
- 予約販売
- 商品オプション
- Tシャツ作成
- ブログ
- クーポン
- メールマガジン
- レビュー
- Instagram販売
- 顧客管理
ちなみに、例外的に2種類だけ、下記のような有料機能があります。
- BASEロゴ非表示
- 不正決済保証
「BASEロゴ非表示」は、ネットショップに自動表示されるBASEのロゴマークを消してくれる機能です(月額¥500)。
「不正決済保証」は、クレジットカードが不正利用されたときのショップの被害金額を補償してくれる機能です(月額¥980~)。
簡単にネットショップ作成できる
BASEは、専門知識ゼロの初心者の方が簡単にネットショップ作成できるようになっています。
メールアドレス・パスワード・ショップURLを登録すれば、30秒でネットショップを開設できます。
あとは、好みのテンプレートを選び、商品情報などを登録すれば完成です。
ネットショップ作成に時間を取られていて、なかなか開業できない…ということはありません。
「費用を掛けず、とにかく早くネットショップを開設したい」という方が、今日からスタートを切ることができます。
固定の利用料が掛からないので、ジャンル別に複数のネットショップを持つのも良いかもしれません。

いち早くネットショップを開設できるので、あとは集客に専念できます。
60種類以上の豊富なテンプレートから選べる
ネットショップを自作するにあたって、多くの人が心配なことの1つは、「素人感のあるダサいデザインにならないか…」ではないでしょうか?
BASEなら、プロが作ったようなデザインのネットショップを持てるので、自作でありがちな「素人っぽいデザイン」は避けられます。
BASEでは60種類以上のオシャレなテンプレートが用意されていて、様々なジャンルの商材に対応できるデザインがそろっています。
しかし、多くは有料テンプレートで、無料テンプレートは10種類ほどです。
そこは少し残念ですが、BASE自体の利用料が無料なので仕方ないかもしれません。
ちなみに、有料テンプレートは¥5,000から購入できます。
まずは無料テンプレートで始めて、売上が出るようになってから有料テンプレートに切り替える方法でも良いと思います。
豊富な決済方法を簡単に導入できる
ネットショップ運営で、決済方法が豊富に用意されていることは重要です。
せっかく購入を決めても、希望の決済方法が無いことが理由で、購入を辞めてしまうお客様もいるからです。
また、決済機能を導入するために、自分で決済代行会社を探して申し込み、使えるよう設定するのは、初心者には少し面倒です。
その点、BASEは豊富な決済方法を簡単に導入できます。
BASEが用意している「BASEかんたん決済」で利用できる決済方法は下記です。
- クレジットカード
- キャリア決済
- 銀行振込
- コンビニ決済・Pay-easy
- PayPal
- 後払い
なお、BASEでは「代金引換」での決済ができません。
これはデメリットですが、他の多様な決済方法でカバーできるかと思います。
700万人が利用するショッピングアプリの載せられる
BASEは700万人が利用するショッピングアプリ「BASE」を運営しています。
BASEでネットショップ作成して登録した商品は、このアプリ内で自動的に表示されます。
ネットショップを作成するのが簡単であったとしても、集客して販売して行くことは簡単ではありません。
アプリに載っていることで商品を知ってもらえ、購入につながる可能性があります。
Instagramと連携できる機能がある
今や、ネットショップの販売促進を考えるとき、SNSは外せません。
そして、様々なSNSがある中でもInstagramの影響は大きいです。
BASEには、BASEの商品とInstagramを連携する機能があります。
Instagramの投稿に商品をタグづけして、BASEの商品販売ページへ直接リンクさせることができます。
Instagramで商品を販売することで、Instagramユーザーに向けてショップをアピールできます。
新規顧客を獲得でき、ネットショップでの販売につなげられる可能性があります。
BASEのデメリット
とても評判が良いBASEですが、デメリットもあります。
BASEの惜しい点・気になる点など、BASEの評判を下げているかもしれないデメリットについて解説します。
あなたがネットショップ作成サービスを選ぶ上で、BASEのデメリットが致命的なのか、それとも許せる範囲内なのか判断してください。
販売数が多いと費用がかさむ
BASEは、初期費用や月額費用は不要ですが、購入につながった実績に応じて手数料は発生します。
1件の売上に対して決済手数料として「3.6% + 40円」、サービス利用料として「3%」です。
少し解りにくいかもしれないので、下記に例を示します。
【例】1,000円の商品が3個、送料500円の注文が入った場合
●決済手数料 = 注文合計金額✕3.6%+40円
3,500円 ✕ 3.6% + 40円 = 166円
●サービス利用料 = 注文合計金額✕3%
3,500円 ✕ 3% = 105円
上記の計算式となり、合計271円の手数料が掛かります。
ただ、販売数がゼロでも利用料金が発生するリスクは避けられます。
そして、月額料金が掛かるネットショップ作成サービスを利用しても、決済手数料は別で掛かります。
販売数が伸びてきたときの手数料をどう捉えるか、あなたの状況に応じて検討してみてください。
デザインの自由度は低い
テンプレートを選べばデザインが決まり、簡単にネットショップ作成できるのがBASEの大きなメリットです。
ただ、逆に言うとデザイン的な自由度は低いです。
選んだテンプレートでデザインが決まってしまいます。
HTML編集の拡張機能を追加すれば、HTML・CSS・JavaScriptなどを編集することは可能ですが、初心者には難しいです。
もし、HTMLを触ってカスタマイズしたいのでしたら、その部分だけプロに依頼してください。
ただ、自由度が低いということは、初心者にとってはメリットでもあります。
自由度が高いネットショップ作成サービスは、使いこなすことが難しかったり、利用料が高かったりするからです。
ネットショップはテンプレート以外に、使う写真でも大きく雰囲気を変えることができます。
綺麗な写真を使うだけでも、見栄えが良くなるので、写真も工夫してみましょう。

売上を伸ばすには、サイトのデザインよりも、商品力や集客力のアップに力を入れた方が良いです。
BASEの料金プラン
BASEの料金プランについて解説します。
初期費用・月額費用は無料
BASEは、利用するための費用は一切不要なので、料金プランはありません。
無料で全機能が使えます。
ただし、販売に応じた手数料は掛かるので注意しましょう。
販売に応じて発生する費用
BASEは初期費用・月額費用は無料ですが、販売に応じて発生する費用があります。
下記の3つがあるので、BASEを検討するにあたって理解しておきましょう。
BASEかんたん決済手数料
1回の注文に対して「3.6% + 40円」の決済手数料が掛かります。
この40円は、「商品1つにつき掛かる費用」ではなく「1回の注文につき掛かる費用」です。
例えば、1回の注文で「10個の商品の注文」があったとしても、3.6%+400円の決済手数料になる訳ではありません。
この場合は、10個の注文に対して「3.6% + 40円」の決済手数料が発生します。
サービス利用料
1回の注文に対して3%のサービス利用料が掛かります。
振込申請時の手数料
店舗に売上金が振込まれる際、振込申請ごとに以下の「振込手数料」と「事務手数料」がかかります。
振込手数料 | 一律 250円 |
---|---|
事務手数料 | 2万円未満の場合:500円 2万円以上の場合:0円 |
BASEの総評
BASEは、無料のネットショップ作成サービスの中では、ダントツで最強です。
ネットショップを開設するハードルを一気に下げてくれています。
ノーリスクで気軽に始めたい方には、本当におすすめです。
BASEがオススメな場合
BASEがオススメできるのは、下記のようなネットショップ作成です。
- 無料でネットショップを作成したい。
- 今日からネットショップを始めたい。
- 商品が売れていないのに、費用が掛かるのは嫌だ。
- 副業でネットショップを運営したい。
無料でネットショップを作成したい。
BASEは、固定料金無しで利用できます。
費用がハードルになっていて始められなかった人も、気軽にネットショップを開業できます。
今日からネットショップを始めたい。
何事も早い方が良いですよね。
初心者でも簡単にネットショップ作成できるBASEなら、今日申し込んで、今日オープンさせることができます。
商品が売れていないのに、費用が掛かるのは嫌だ。
BASEは、商品販売に応じた手数料のみです。
売れていないのに、利用料が発生する心配は要りません。
副業でネットショップを運営したい。
無料で早くネットショップを持てるBASEなら、副業にもピッタリです。
自分が売りたい商品が売れるか試してみましょう。
BASEがオススメではない場合
BASEがオススメではないのは、下記のようなネットショップ作成です。
- ネット販売する商品が数百点以上ある。
- ネットショップは事業の主力で、本格的に運営したい。
- 既成のネットショップシステムではできないオリジナルの仕様ににしたい。
ネット販売する商品が数百点以上ある。
BASEに商品掲載数の制限はありませんが、大規模なネットショップをお考えでしたら、他のネットショップ作成サービスが向いているかもしれません。
ネットショップは事業の主力で、本格的に運営したい。
本格的な事業にBASEを利用している店舗はたくさんあります。
しかし、本格的に大きく売上を出して行く場合は、他のネットショップ作成サービスの方が向いているかもしれません。
既成のネットショップシステムではできないオリジナルの仕様ににしたい。
BASEは多機能とは言え、機能や仕様にこだわりがある場合は、BASEでは実現できないかもしれません。
オリジナルのショッピングシステム開発も検討してみてください。