トップページの役割とは!? トップページのコンテンツ例も紹介
トップページの役割は何?
トップページには、どういうコンテンツを載せたらいいの?
今回は、トップページの役割に関する、上記のような疑問にお答えします。
本記事の内容
- トップページの3つの役割とは?
- トップページの役割を考えれば「分かりやすさ」重視
- トップページの役割を考慮してもデザインは大事
- トップページに載せるコンテンツ例
本記事の執筆者
こんにちは、ホームページ自作ラボ管理人のリュウです。
私は、現役のWebデザイナーとして、ホームページ制作会社の代表をしています。
本記事は、以下のような人にオススメです
- ホームページにおけるトップページの役割を知りたい。
- トップページにどんなコンテンツを載せるか考えたい。
本記事を読むことで、トップページの役割を理解し、トップページに載せるコンテンツを決めることができます。
結論を先に言うと
トップページの良し悪しは、ホームページの成果に大きく影響します。
トップページの役割を理解した上で、自分のホームページであれば何が必要なのか、よく考えてレイアウトを決めてください。
では、トップページの役割について徹底解説していきます!
このページの目次
トップページの3つの役割とは?
トップページには、大きく3つの役割があります。
- 「目的のホームページかどうか」を直感的に判断させる
- ユーザーが必要とする情報へスムーズにたどり着けるようにする
- お知らせなどの情報を目立つようにして周知させる
「目的のホームページかどうか」を直感的に判断させる
GoogleやYahoo!などで検索してアクセスした場合、まず「自分が探している情報が載っているホームページなのかどうか」が気になります。
検索結果に表示されるページは、トップページだけではありません。
検索ワードに関連しているページが、下層ページの場合も多々あり、下層ページが検索結果に表示されることもよくあります。
とは言え、ユーザーが最初に訪れることが一番多いページであるトップページは、「このホームページをこのまま閲覧し続けるかどうか」判断される、勝負の場でもあります。
ユーザーが「目的のホームページかどうか」を判断するのは7秒以内と言われており、じっくり見た上で判断してくれる訳ではありません。
トップページをパッと見て「このホームページな違うな」と判断されてしまうと、「他を探そう」となり離れてしまいます。
長い文章でアピールできていたとしても、じっくり読む前に離れてしまいます。
直感的に「探していたのはこのホームページだ!」と思ってもらえるように、キャッチフレーズや画像を上手く使うと良いでしょう。
ユーザーが必要とする情報へスムーズにたどり着けるようにする
トップページは、ホームページを見るときの入口になることが多いです。
しかし、トップページに載せられる内容は限りがります。
そこで、トップページ以外の下層ページに様々な内容を載せます。
そのため、ユーザーが本当に見たい情報は、トップページ以外の下層ページにあることが多いです。
ユーザーが知りたい情報を載せているページへ、スムーズに誘導できるトップページにする必要があります。
お知らせなどの情報を目立つようにして周知させる
ユーザーが知りたい「お知らせ」「イベント情報」「キャンペーン情報」「最新の商品情報」など、時事性のある情報を周知させることもトップページの役割です。
トップページに最新情報が掲載されていると、「ちゃんと運営されているホームページ」という印象を与え、ユーザーに信頼されるでしょう。
トップページの役割を考えれば「分かりやすさ」重視
トップページのデザインを考えるとき、つい見栄えの良い「カッコいいデザイン」を目指しがちです。
しかし、ホームページを作る目的は「カッコいい」と思ってもらえることでしょうか?
ホームページを訪れたユーザーにとって大事なことは、自分が知りたい情報を得ることができるかどうかであり、カッコいいかどうかではありません。
ユーザーが知りたい情報をしっかり提供できることが大切です。
そのためには、上記で説明した「トップページの3つの役割」を果たせるレイアウトやデザインであることを重視しましょう。
ユーザーにとって、どのような「配置」「配色」「文言」が良いのか、じっくり考えてください。
トップページの役割を考慮してもデザインは大事
前述した「トップページの役割を考えれば『分かりやすさ』重視が大切」と矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、一定以上のデザインクオリティは大事です。
もし、あなたが訪れたホームページが、素人感満載のダサいホームページであったら、どう感じるでしょうか?
「ここの会社大丈夫かな?」などど不安になりませんか?
今は、ユーザーがデザイン性の高いホームページを見慣れているので、他のホームページと比較されがちです。
めちゃめちゃカッコいいホームページである必要はないですが、「ダサくはない」レベルはキープしましょう。
信頼感のあるデザインかどうかがボーダーラインと言えます。
ユーザーが見たときに「ちゃんとしている」感があるデザインであれば大丈夫です。
ただ、業種によっては単に信頼感があるだけでなく、「オシャレ感」も大事である場合もあります。
例えば、美容関係、アパレル関係などのホームページです。
ホームページ作成サービスでは、豊富なテンプレートが用意されており、オシャレなデザインのものも多いです。
そういったデザインのテンプレートを選んでおけば問題ないでしょう。
トップページに載せるコンテンツ例
具体的には、どのようなコンテンツをトップページのメインコンテンツに載せると良いのか、例をリストアップしました。
あくまで参考としてご覧ください。
ちなみに、同業他社のホームページを見てみるもの参考になると思います。
- お知らせやブログの新着記事一覧
- 新着商品一覧
- キャンペーン情報 / イベント情報
- あいさつ文
- コンセプトの紹介
- 下層ページへの誘導箇所
それぞれについて簡単に解説します。
お知らせやブログの新着記事一覧
お知らせやブログなのどの投稿記事で、新着記事のタイトルを載せます。
5件前後の記事タイトルが載っていることが多いです。
記事タイトルにはリンクを設定しておき、クリックすると記事の詳細ページへ移動できます。
また、リンク付きのタイトルだけでなく、その記事が投稿された日付、カテゴリー名、アイキャッチ画像などが一緒に配置されていることも多いです。
自動的に、決められた件数の新着記事がトップページに表示されるようにしておくと、記事を投稿する度にトップページを変更しなくて済みます。
新着商品一覧
新商品は、いち早く既存のお客様にも知ってもらい販売につなげたいのではないでしょうか。
商品を販売している業種であれば、新しく販売された商品の情報を載せておきましょう。
飲食店などの店舗であれば、新メニューであったりします。
新商品の情報を求めてホームページを訪れたユーザーが、どこに情報があるのかスムーズに見付けられることが大切です。
キャンペーン情報 / イベント情報
期間限定のキャンペーンやイベントの情報を、トップページに分かりやすく載せましょう。
案内の全てをトップページに載せる必要はなく、バナーなどを設置しておいて、クリックしてもらい詳細ページに誘導する方法もあります。
あいさつ文
会社・店舗からユーザーに向けての挨拶文です。
初めて訪れたユーザーに好感を持ってもらえ、会社・店舗のイメージアップにつながるような文章にしましょう。
コンセプトの紹介
会社・店舗が大切にしているもの、理念などを紹介する箇所です。
具体的な商品やサービス以前に、どのような姿勢で取り組んでいるのかを伝え、ユーザーに好感を持ってもらえるようにしましょう。
下層ページへの誘導箇所
「トップページの3つの役割」の1つである「ユーザーが必要とする情報へスムーズにたどり着けるようにする」ための箇所です。
ユーザーが求めていると考えられるページへ誘導できるよう、どのような内容が載っているページなのか解りやすくしましょう。
ページタイトル以外にも、イメージ画像、ページの紹介文があると良いですね。
トップページの役割 まとめ
今回は、トップページの役割について徹底解説しました。
トップページの良し悪しは、ホームページの成果に大きく影響します。
トップページの役割を理解した上で、自分のホームページであれば何が必要なのか、よく考えてレイアウトを決めてください。