さくらのレンタルサーバ高速化
さくらのレンタルサーバの高速化を徹底解説!高速化の設定方法も解説
さくらのレンタルサーバの高速化って何?
さくらのレンタルサーバの高速化の特徴は?
今回は、さくらのレンタルサーバに関する、上記のような疑問にお答えします。
本記事の内容
- さくらのレンタルサーバの高速化とは?
- さくらのレンタルサーバの高速化の特徴・メリット
本記事の執筆者
こんにちは、ホームページ自作ラボ管理人のリュウです。
私は、現役のWebデザイナーとして、ホームページ制作会社の代表をしています。
本記事は、以下のような人にオススメです
- さくらのレンタルサーバの高速化について知りたい。
- さくらのレンタルサーバが自分に向いているかを判断したい。
本記事を読むことで、さくらのレンタルサーバの高速化について知ることができ、さくらのレンタルサーバがあなたに向いているレンタルサーバーかどうかの判断材料になります。
結論を先に言うと
さくらのレンタルサーバがイチオシの「コンテンツブースト機能」を中心に、しっかり高速化の対策がされています。
では、さくらのレンタルサーバの高速化について徹底解説していきます!
なお、さくらのレンタルサーバについての全体的な解説は『さくらのレンタルサーバの評判は!? 特徴・メリット・デメリットを徹底解説!』をご覧ください。
さくらのレンタルサーバの評判は!? 特徴・メリット・デメリットを徹底解説!
このページの目次
さくらのレンタルサーバの高速化とは?
そもそも高速化とは?
Webサイトの表示が高速であることと、安定していることは、以下に影響を及ぼします。
- ユーザーの離脱率
- 検索結果の表示順位
あなたもユーザーの立場で考えたとき、表示速度が遅いWebサイトを見ているとイラ立ち、離れてしまうと思います。
興味を持ってアクセスしたのに、二度とそのWebサイトを見ることはないのではないでしょうか。
このように、Webサイトの表示速度が遅いと、ユーザーの離脱率が高まり、Webサイトの成果にも悪影響を及ぼします。
そして、表示速度が遅くユーザーから嫌がられるWebサイトに対しては、Googleなどの検索エンジンからの評価が下がり、検索結果の表示順位も下がることになります。
それゆえ、レンタルサーバーの高速・安定は、Webサイトで成果を出すために必要な要素なのです。
ページの表示速度が遅いと、諦めて他のサイトを探してしまいます。
ユーザーファーストのGoogleとしては、ユーザーに嫌われるサイトの評価は下げるのが自然の流れです。
高速・安定のために大幅にパワーアップ
さくらのレンタルサーバは近年、高速・安定のために大幅にパワーアップしています。
最新技術を投入して、突発的なアクセス急増にも対応できます。
以前のさくらのレンタルサーバとは別物かというくらい速いので、WordPressサイトも安心して運営できます。
さくらのレンタルサーバの高速化の特徴・メリット
さくらのレンタルサーバの高速化の特徴・メリットは、以下の通りです。
- コンテンツブースト機能で高速化・安定化
- WordPressが最大16倍も高速化
- アクセスが集中しても安定表示
コンテンツブースト機能で高速化・安定化
コンテンツブースト機能は、さくらのレンタルサーバが自信を持ってリリースした、高速化の要になる機能です。
コンテンツブーストとは、CDN(Content Delivery Network)サービスである「ウェブアクセラレータ」と「さくらのレンタルサーバ」の連携を、とても簡単に行えるようにした機能です。
CDNとは、「Content Delivery Network」の略で、簡単に言うと、Webコンテンツを効率的かつスピーディーに配信できるネットワークのことです。
コンテンツブーストは高速化だけでなく、安定化も非常に大きなメリットです。
コンテンツブーストを利用することで、転送容量やサーバーの過負荷の悩みとは無縁になります。
ページ表示が高速化するとともに、どれだけ大量のアクセスが来ても落ちない「高い安定性」も実現できます。
もし、メディアやSNSの影響でバズって、突発的にアクセス数が増えても大丈夫です。
せっかくのチャンスを逃さず、機会損失を防げますね。
WordPressが最大16倍も高速化
さくらのレンタルサーバは[スタンダードプラン]以上でPHPモジュールモードを提供をしています。
PHPモジュールモードにより、WordPressなどのPHPを利用したCMSを高速化できます。
従来のCGIモードと比較して、管理画面の操作やサイト表示速度の改善が期待できるという訳です。
そのため、重くなりがちなWordPressサイトの表示が、大幅に速くなります。
さくらのレンタルサーバ調べによると・・・
WordPressサイトのパフォーマンステストの結果、PHP5.6CGIモードが8.2秒であったのに対して、PHP7.1モジュールモードは0.5秒となり、処理時間が最大16倍の高速化を実現できたとのことです。
WordPressに限らず、CMSを導入すると、表示速度が遅くなりがちです。
さくらのレンタルサーバなら、安心してWordPressを使えますね。
アクセスが集中しても安定表示
さくらのレンタルサーバは、PHPモジュールモード対応にともない、ハードウェア増強や高速Webサーバー「nginx」を導入しています。
高速で大量処理が得意な「nginx」により、高負荷時の処理性能が向上し、アクセス集中時もより安定したサイト表示が可能になっています。
また、HTTP/2対応により、WebサイトをSSL化することで表示速度の向上が見込めます。
Webサイトの成果を伸ばすために、アクセスアップの施策をするのに、アクセスが集中してサーバーダウンしてたら意味ないですものね。
さくらのレンタルサーバなら、アクセス集中によるサーバーダウンの心配は要りません。
さくらのレンタルサーバでできる高速化設定
さくらのレンタルサーバですぐにできる高速化設定は以下の通りです。
さくらのレンタルサーバ管理画面の操作で簡単にできることばかりなので、以下ができているか確認してみましょう。
PHPを最新バージョンに変更する
さくらのレンタルサーバのコントロールパネル内で、「スクリプト設定」の「言語のバージョン設定」をクリックしてください。
「言語のバージョン設定」ページの「PHPのバージョン」でPHPのバージョンを変更できます。
PHPは、新しいバージョンになる度に、高速化やセキュリティなどが向上されています。
そのため、新しいバージョンにすることで、高速化が期待できます。
ただし注意点として、PHPのバージョンは、必ずしも最新がベストな選択ではありません。
エックスサーバー側で「推奨」と表示されているバージョンにすることがオススメです。
なお、PHPのバージョンを変更することにより、サイトで使われているWordPressのバージョンとの関係で、サイトに不具合が起きる可能性があります。
このあたりがよく分からない場合は自分で変更せず、Web制作会社などの専門家に相談してください。
さくらのレンタルサーバの高速化のまとめ
今回は、さくらのレンタルサーバの高速化について徹底解説しました。
さくらのレンタルサーバの高速化の特徴・メリットは、以下の通りです。
- コンテンツブースト機能で高速化・安定化
- WordPressが最大16倍も高速化
- アクセスが集中しても安定表示
さくらのレンタルサーバがイチオシの「コンテンツブースト機能」を中心に、しっかり高速化を図れています。
WordPressサイト構築を考えている人にオススメです。
なお、さくらのレンタルサーバについての全体的な解説は『さくらのレンタルサーバの評判は!? 特徴・メリット・デメリットを徹底解説!』をご覧ください。