現役Webデザイナーが、初心者のホームページ自作を応援!

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ホームページ自作コラム
最終更新日:

ホームページ制作費用の相場は!? 制作費の疑問も解説

プロに依頼するホームページの制作費の相場とは?
ホームページ作成の初心者
初心者 ハナ

ホームページ制作の費用の相場は?
制作会社によって見積金額がバラバラだけどなぜ?

今回は、ホームページ制作費用の相場に関する、上記のような疑問にお答えします。

本記事の内容

  • ケース別に見るホームページ制作費の相場
  • ページ数だけでホームページ制作費が決まらない理由
  • 制作会社によって制作費にバラつきがあるのはなぜか?

本記事の執筆者

ホームページ自作を応援するWebデザイナー
リュウ

こんにちは、ホームページ自作ラボ管理人のリュウです。
私は、現役のWebデザイナーとして、ホームページ制作会社の代表をしています。

本記事は、以下のような人にオススメです

  • ホームページ制作費用の相場について知りたい。
  • ホームページ制作費用が制作会社によって違う理由を知りたい。

本記事を読むことで、ホームページ制作費の相場や事情ついて知ることができます。

結論を先に言うと

プロに依頼する費用が、自分が求めているホームページの内容と、予算とのバランスが取れているものなのか、よく検討しましょう。
もし、依頼するほどの価値を感じられないのであれば、ホームページを自作することも検討してみてください。

では、ホームページ制作費用の相場について徹底解説していきます!

ケース別に見るホームページ制作費の相場

ケース別に見るホームページ制作費の相場

ホームページ制作を制作会社に依頼した場合の、大まかな費用感です。

同じページ数であっても、仕様の違いや、制作会社の見積算出方法によって、制作費が大きく異る場合があります。
以下の金額は、あくまで参考としてご覧ください。

一般的なホームページ作成を制作会社に依頼した場合

会社やお店のホームページ作成を制作会社に依頼した場合

一般的なホームページ作成を制作会社に依頼した場合の、制作費について解説します。
「一般的なホームページ」とは、会社や店舗などの、事業紹介をメインとしたホームページを指しています。

共通して、以下の条件を想定して、規模別の費用を解説します。

  • オリジナルデザイン
  • WordPress導入
  • スマホ版あり(レスポンシブWebデザイン)

また、依頼する制作会社の規模は、小規模~中規模を想定しています。

ちなみに、フリーランスのWebデザイナーであれば、以下の金額より大幅に安く済む場合があります。

小規模(10ページ程度) 40万円~80万円
最低限必要な情報を載せているタイプのホームページです。
ホームページを自作しようか検討する方で、最も多い規模ではないかと思われます。
中規模(30ページ程度) 80万円~120万円
商品やサービスの紹介をしっかり載せるのはもちろん、採用情報についても詳しく載せているタイプのホームページです。
自作でも対応できる規模の、ギリギリのラインではないでしょうか。
大規模(80ページ程度) 150万円~200万円
大規模になると、デザイン以前にホームページ全体の構成や導線、成果を出すための戦略など、高度な専門知識が必要になります。
制作会社に依頼することをお勧めしますが、もし自社で制作するのでしたら、Web専門のスタッフを専属で採用した方が良いです。

上記を見ていただいて分かる通り、それぞれのホームページ規模でも、大きな幅があります。
やはり、制作会社によって料金体系が異なることによるものです。

シンプルにまとめると、「ホームページ制作には、数十万円以上は掛かる」と言えます。

ホームページ作成の初心者
初心者 ハナ

制作会社に依頼すると、やっぱり数十万円は掛かっちゃうのですね。

ホームページ自作を応援するWebデザイナー
リュウ

ホームページは、クライアントごとに作るオーダーメイドのサービスなので、それなりの費用が掛かります。

ネットショップ作成を制作会社に依頼した場合

ネットショップ作成を制作会社に依頼した場合

ネットショップ作成を制作会社に依頼した場合の、制作費について解説します。

共通して、以下の条件を想定して、パターン別の費用を解説します。

  • オリジナルデザイン
  • スマホ版(レスポンシブWebデザイン)あり

また、依頼する制作会社の規模は、小規模~中規模を想定しています。

ちなみに、フリーランスのWebデザイナーであれば、以下の金額より大幅に安く済む場合があります。

既存のシステムを利用 80万円~200万円
1からショッピングシステムを開発せず、既存のシステムをベースにして作成する方法です。
仕様は、その既存システムに準じるので自由度は高くないですが、制作費を安価に抑えることができます。
オリジナルのシステム開発 300万円~
1からショッピングシステムを開発して作成する方法です。
そのネットショップのために開発するので、予算が許す範囲内で自由な仕様のサイトにできます。

上記を見ていただいて分かる通り、それぞれのパターンでも、大きな幅があります。
やはり、制作会社によって料金体系が異なることによるものです。

シンプルにまとめると、「ネットショップ制作には、少なくとも100万円近くは掛かる」と言えます。

ホームページ作成の初心者
初心者 ハナ

ネットショップは、ホームページよりも高くなるのですね。

ホームページ自作を応援するWebデザイナー
リュウ

ショッピングシステムが絡んでくるので、その分、高くなります。

ページ数だけで制作費が決まらない理由

ページ数だけで制作費が決まらない理由

ホームページ制作会社に問い合わせて作りたいページ数と伝えても、「一度打ち合わせしてからでないと答えられません」「だいたい○○円位にはなると思いますが、内容によって変わります」というような曖昧な回答しかもらえないことがよくあります。

なぜページ数だけで制作費が決まらないのでしょうか?
また、内容が同じようなホームページなのに、制作費が大きく違う場合があるのはなぜなのでしょうか?

その理由を知るには、制作会社が見積額を計算するときの根拠を知っておく必要があります。
ホームページ制作費の見積額を計算するときに見るポイントは、以下のようなものがあります。

  • ページ数
  • 1ページあたりのボリューム
  • 動きや機能などの仕様
  • 求められるデザインのレベル(シンプル or 複雑)
  • WordPressなどのCMSの有無
  • 管理画面でどこまで更新できるようにするのか
  • ホームページ内で使うバナーや画像の作成量

上記は、ほんの一例で、実際には、さらに多くの項目を考慮してホームページ制作費を見積もります。

考える項目がたくさんありますが、ホームページ制作費の大部分を占めるのは人件費です。
要は「どれだけ手間が掛かるか」「その手間に対していくら必要か」です。

かなりシンプルにまとめると、「手間が掛かるホームページほど高くなる」と言えます。

ホームページ作成の初心者
初心者 ハナ

ホームページ作成の見積算って、難しいことばが並んでいるから苦手なんですよね。

ホームページ自作を応援するWebデザイナー
リュウ

ホームページ制作費は、多くの項目を考慮して見積算出するので、少し複雑になります。

制作会社によって制作費にバラつきがあるのはなぜか?

制作会社によって制作費にバラつきがあるのはなぜか?

同じ内容で、複数のホームページ制作会社に見積依頼をしたとき、制作会社によって大きく見積額が異なる場合があります。

なぜ、制作会社によって差が出るのでしょうか?
この差は、何の差なのでしょうか?

高額でも依頼してもらえる、ハイクオリティなホームページを制作できる自信があるから高めに設定している場合もあるでしょう。
逆に、数多く受注したいから、頑張って安めに設定している場合もあります。

また、制作費に差が出る大きな原因には、以下の経費の大小が大きく関係してきます。

人件費

ホームページ制作会社の人件費

「ホームページ制作費の大部分を占めるのは人件費」と上述しましたが、これが要因の1つです。

一概には言えませんが、規模が大きい制作会社ほど、制作費が高くなる傾向があります。
制作会社の規模は様々で、社員が1~5人の小規模な会社から、社員が数十人以上もの大規模な会社まであります。

小規模な制作会社であれば、営業や打ち合わせ、実際の制作からサポートまでを1人で行っていたり、掛け持ちしている場合も少なくありません。
1人で事業をしているフリーランスのWebデザイナーであれば、すべてを1人で行うことになります。

しかし、中規模~大規模な制作会社になると「営業マン」「ディレクター」「デザイナー」「コーダー」「事務員」など多くの職種が在籍していて、1つのホームページ制作を分業で取り組んでいることが多いです。
その人たちの人件費を制作費に反映しないといけないので、小規模の制作会社と同じような金額では受注できません。

このように、それぞれの制作会社の人員体制は、制作費にも大きく影響しています。

ホームページ自作を応援するWebデザイナー
リュウ

ホームページ作成やシステム開発などの見積は、何人でどれだけの時間が掛かるかがキモになります。

ホームページ作成の初心者
初心者 ハナ

やはり、人件費の占める割合が大きいのですね。

広告費

ホームページ制作の広告費

ホームページ制作の受注につなげるために、どれだけの広告費を使っているかも関係しています。

広告は、Googleなどの検索結果に表示される検索連動型広告や、ホームページ制作会社の比較サイトへの掲載などがあります。

当然ですが、掛けた広告費は、ホームページ制作の売上から回収しなくてはいけません。
そのため、広告費をたくさん使って宣伝している制作会社は、制作費が高くなります。

ホームページ自作を応援するWebデザイナー
リュウ

ホームページ作成に限らずですが、たくさん宣伝して広告費を掛けている商品・サービスほど、割高になります。

ホームページ作成の初心者
初心者 ハナ

広告費を制作費に上乗せして回収するのは、当然の流れですよね。

営業費

ホームページ制作会社の営業費

ホームページ制作の契約を取るための営業マンの費用です。

ホームページ制作会社の営業活動は、主に2パターンあります。

1つは、お問い合わせに対して行う営業です。
検索結果や広告などをたどって自社のホームページを閲覧し、問い合わせて来た会社・店舗を訪問して営業します。

もう1つは、制作会社から積極的に行う営業です。
主に、会社・店舗に電話を掛けて、訪問する日時を決めて営業しに行きます。
いわゆる「テレアポ」です。
ホームページのお問い合わせフォームから営業メッセージを送り、反響があった会社・店舗に対して営業を掛ける方法もあります。

どちらの方法にしても、営業マンの人件費が掛かるので、その分を制作費に乗せることになります。

ホームページ自作を応援するWebデザイナー
リュウ

営業マンをたくさん使って営業掛けているような制作会社は、制作費が割高になります。

ホームページ作成の初心者
初心者 ハナ

広告費と同じ流れですよね。

完成後の運営費も含めて考えることが重要

ホームページ完成後の運営費も含めて考えることが重要

プロに依頼すると制作費が高くつくことは、誰もが想像の範囲内だと思います。
しかし、完成後の掛かるホームページ運営の費用は、見落としがちです。
ホームページは作って終わりではないので、完成後に掛かる費用も頭に入れておかなくてはいけません。

完成後も「ホームページ管理費」「ホームページ更新費」などの名目で、月額費用が発生します。
制作会社によっては、あえて初期制作費を安く抑えて、完成後の月額費を高めに設定している会社もあります。
申込のハードルを下げて、たくさんの受注につなげ、月額費用で儲けていこうという戦略です。

もしホームページ制作会社に依頼するのでしたら、完成後にどのような費用が発生するのかも、契約前に確認しておきましょう。

ホームページ作成の初心者
初心者 ハナ

初期制作費が安く済んでもランニングコストが高いなら、長い目で見ると高額な経費になってしまいますよね。

ホームページ自作を応援するWebデザイナー
リュウ

ホームページ作成を依頼する前は、必ずランニングコストについても確認しましょう。

ホームページ制作費用の相場 まとめ

ホームページ制作費用の相場 まとめ

今回は、ホームページ制作費の相場や、制作費の疑問について解説しました。

プロに依頼すると、制作者の人件費が大きく乗ってくるので、大きく費用が掛かってしまいます。
掛かる費用が、自分が求めているホームページの内容と、予算とのバランスが取れているものなのか、よく検討しましょう。

もし、依頼するほどの価値を感じられないのであれば、ホームページを自作することも検討してみてください。

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