STORES(ストアーズ)とBASEを徹底比較!オススメはどっち?
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今回は、STORES(ストアーズ)とBASEの比較に関する、上記のような疑問にお答えします。
本記事の内容
- STORESとBASEとは?
- STORESとBASEを様々な角度から比較
本記事の執筆者
こんにちは、ホームページ自作ラボ管理人のリュウです。
私は、現役のWebデザイナーとして、ホームページ制作会社の代表をしています。
本記事は、以下のような人にオススメです
- STORESとBASEの違いが分からない
- STORESとBASEのどちらを使うか迷っている
本記事を読むことで、STORESとBASEの違いについて知ることができ、STORESとBASEのどちらが良いか選ぶ判断材料になります。
結論を先に言うと
無料でテンプレートを使ったり決済手数料を抑えたい人はSTORESが、独自ドメインを活用したい人はBASEがオススメです。
では、STORES(ストアーズ)とBASEの比較について徹底解説していきます!
このページの目次
よく比較されるSTORES(ストアーズ)とBASEとは?
STORESとBASEは、比較されることが多いネットショップ作成サービスです。
それぞれについて簡単に説明します。
なお、各サービスについて別ページで徹底解説しているので、詳しい内容はそちらをご覧ください。
STORES(ストアーズ)とは?
STORESは、STORES株式会社が運営するネットショップ作成サービスです。
毎月10,000店舗が、STORESでネットショップを開設しています。
STORESを使えば、誰でも簡単に、そして無料でもネットショップを開設できます。
STORESは、アパレル販売にも向いているシンプルで、オシャレなテンプレートが多いのも特徴です。
また、ネットショップ作成以外にPOSレジ・予約システム・キャッシュレス決済もあるので、STORESで統一することで簡単に連携ができます。
そのため、ネットショップ以外に実店舗運営もしているのであれば、よりSTORESが便利に使えます。
⇒ STORES(公式サイト)
STORES(ストアーズ)の評判は!? 特徴・メリット・デメリットを徹底解説!
BASE(ベイス)とは?
BASEは、BASE株式会社が運営するネットショップ作成サービスです。
BASEを利用しているネットショップは200万店を超え、6年連続「ネットショップ開設実績No.1」です。
BASEは、無料でも使えるネットショップ作成サービスで「元祖」とも言えるサービスです。
[スタンダードプラン]であれば利用料金が無料でも使えるだけでなく、たくさんの機能を無料で追加できます。
商品が売れていない内は、費用が一切掛からないので「気軽にネットショップを開設できる」と人気があります。
⇒ BASE(公式サイト)
ネットショップ BASE(ベイス)の評判は!? 特徴・メリット・デメリットを徹底解説!
STORES(ストアーズ)とBASEのテンプレートを比較
STORESとBASEのテンプレートを比較しました。
テンプレートとは、ホームページ全体のデザインを決める雛形です。
テンプレートを選択して適用させると、プロが作成したデザインのホームページを簡単に作れます。
STORES(ストアーズ)のテンプレート
STORESには約50種類のテンプレートがあり、すべて無料で使えます。
ネットショップ作成サービスの中で、無料のテンプレート数が多い方なので、きっと好みのデザインが見つかるでしょう。
また、STORESのテンプレートは、アパレルや雑貨などのジャンルで、デザイン性を重視したいネットショップにも向いているオシャレなテンプレートが多いです。
BASEのテンプレート
BASEでは、100種類以上のテンプレートが用意されていて、様々なジャンルの商品に対応できるデザインがそろっています。
ただし、無料テンプレートは17種類のみで、多くは有料テンプレートです。
有料テンプレートは¥5,000から購入でき、デザイン性が高いテンプレートばかりです。
無料テンプレートは正直、シンプル過ぎるのであまりオススメできませんが、まずは無料版で始めてみるのも良いでしょう。
STORES(ストアーズ)とBASEのテンプレートを比較した結論
STORESとBASEのテンプレートの大きな違いは、無料のテンプレート数です。
STORESはすべてのテンプレートが無料なのに対して、BASEの無料テンプレートは約17種類のみです。
しかも、BASEの無料テンプレートのデザインは質が高いとは言えません。
無料テンプレートで考えている場合は、STORESの方が気に入るデザインが見つかりやすいです。
しかし、テンプレート購入に¥5,000~¥8,000くらい掛けられるのであれば、BASEの方がデザインの幅が広がるので、BASEもアリです。
STORES(ストアーズ)とBASEの機能を比較
STORESとBASEの機能を比較しました。
STORES(ストアーズ)の機能
STORESは低コストで利用できるのに、ネットショップ運営に必要な機能がたくさん搭載されています。
「あれもこれも、だいたいできます」と公式サイトに書いている通り、本当にだいたいできるのがSTORESのスゴいところです。
約50種類から選べるオシャレなテンプレートも、追加できる機能もすべて無料です。
あれこれと追加費用が掛からないので、安心して使えます。
利用料金とサービス内容のバランスを考えると、STORESは非常にコストパフォーマンスの高いサービスです。
BASEの機能
BASEは、約80種類ある機能のほとんとが無料で使えます(2つだけ有料機能あり)。
以下は、BASEで無料追加できる約80種類の機能の一例です。
- 独自ドメイン
- 送料詳細設定
- 英語・外貨対応
- デジタルコンテンツ販売
- 定期販売
- 予約販売
- 商品オプション
- Tシャツ作成
- ブログ
- クーポン
- メールマガジン
- レビュー
- Instagram販売
- 顧客管理
ちなみに、例外的に有料機能なのは、以下の2種類だけです。
- BASEロゴ非表示(月額¥500:ネットショップに表示されるBASEのロゴ非表示)
- 不正決済保証(月額¥980~:クレジットカード不正利用の被害金額を補償)
ほとんどの機能が無料なので、費用を気にせず、使いたい機能を自由に追加できます。
STORES(ストアーズ)とBASEの機能を比較した結論
STORESもBASEも、ネットショップ作成や運営で役立つ機能が盛りだくさんです。
どちらも基本的に機能追加が無料でできるのも同じです。
ただ、細かい部分で違いもあるので、あなたが使いたい機能が使えるかを確認して選びましょう。
STORES(ストアーズ)とBASEの使いやすさを比較
STORESとBASEの使いやすさを比較しました。
STORES(ストアーズ)の使いやすさ
STORESを使うのに、HTMLやCSSなどの専門知識は一切不要です。
初心者でも簡単に、プロが作ったような本格的なネットショップを作れます。
シンプルな操作性にこだわって作られた管理画面は直感的に使えるので、マニュアルを見ながら必死になって作ることはありません。
初心者でも簡単にできるとは言え、STORESにはネットショップに必要な機能がそろっているので、本格的なネットショップ運営ができます。
BASEの使いやすさ
BASEは、専門知識ゼロの初心者でも、簡単にネットショップ作成できます。
メールアドレス・パスワード・ショップURLを登録すれば、30秒でネットショップを開設できます。
あとは、好みのテンプレートを選び、商品情報などを登録すれば完成です。
ネットショップ作成に時間を取られて、なかなか開設できない…ということはありません。
「とにかく早くネットショップを開設したい」という人が、今日からスタートを切ることができます。
STORES(ストアーズ)とBASEの使いやすさを比較した結論
STORESとBASEの使いやすさの差は、まったく感じません。
どちらも、ネットショップ作成が初めての人でも、すぐに使いこなすことができます。
STORESもBASEも、申し込んだ当日にネットショップを開設することが可能です。
STORES(ストアーズ)とBASEのサポートを比較
STORESとBASEのサポートを比較しました。
STORES(ストアーズ)のサポート
STORESには以下のサポートがあります。
- 「よくある質問」サイト
- STORES Magazine
- メールサポート
- STORESウェビナー
- STORESビジネスソリューション
STORESのサポートは、STORESウェビナーというオンラインセミナーが開催されていることが特徴的です。
STORESの活用方法や、ネットショップ運営について学ぶことができます。
また、STORESビジネスソリューションは、STORESのサービスを導入して、複数店舗管理をしたり既存システムと連携させたりを実現できるようにしたい企業向けのサポートです。
STORESの専任担当者が、提案・導入・導入後フォローをすべて行ってくれます。
BASEのサポート
BASEには以下のサポートがあります。
- 公式ヘルプサイト
- 公式Webメディア「BASE U」
- メール・チャットサポート
BASEのサポートは特段、変わったことはないのですが、マニュアルページやメールサポートなど基本的なサポートはそろっています。
STORES(ストアーズ)とBASEのサポートを比較した結論
STORESとBASEのサポートと比較してみると、STORESの方がサポートが充実している印象があります。
ただ、BASEは無料プランの利用が大半のため、基本的なサポートのみに抑えられているのは仕方ないとは思います。
STORES(ストアーズ)とBASEの料金を比較
STORESとBASEの料金を比較しました。
STORES(ストアーズ)の料金
STORESの料金プランは、無料版と有料版の2つのみです。
プラン | フリー | スタンダード |
---|---|---|
月額料金 | ¥0 | ¥2,980~ |
決済手数料 | 5% | 3.6% |
デザインテンプレート | 48種類 | 48種類 |
商品登録数 | 無制限 | 無制限 |
商品写真枚数 | 1商品 4枚 | 1商品 15枚 |
定期販売 | ● | ● |
ダウンロード販売 | ● | ● |
アクセス解析 | × | ● |
独自ドメイン | × | ● |
SSL対応 | ● | ● |
サービスロゴ非表示 | × | ● |
※詳しい機能比較は、STORES(公式サイト)でご確認ください。
BASEの料金
BASEの料金プランは、無料版と有料版の2つのみです。
プラン | スタンダード | グロース |
---|---|---|
月額料金 | ¥0 | ¥16,580 |
初期費用 | ¥0 | ¥0 |
決済手数料 | 3.6%~ + ¥40 | 2.9%~ |
サービス利用料 | 3% | ¥0 |
たくさんある機能 | すべて込み | すべて込み |
※機能の詳細は、BASE (公式サイト)でご確認ください。
STORES(ストアーズ)とBASEの料金を比較した結論
STORESもBASEも無料プランが用意されているのは同じです。
BASEについては長らく無料プランのみでしたが、月商が多いショップがお得に運営できるようにと、最近になって有料プランが登場しました。
その流れもあり、やはりBASE利用者の大半は無料プランです。
同じ無料プランで比較すると、手数料の差が目立ちます。
STORESであれば決済手数料5%ですが、BASEは決済手数料「3.6%~ + ¥40」に加えてサービス利用料「3%」が掛かります。
実質的には決済手数料が「6.6%~ + ¥40」と考えられるので、BASEの方が費用が高いです。
STORES(ストアーズ)とBASEのメリット・デメリット
STORES(ストアーズ)とBASEのメリット・デメリットを比較しました。
STORESのメリット・デメリット
STORESのメリット・デメリットは以下の通りです。
詳しくは、関連記事『STORES(ストアーズ)の評判は!? 特徴・メリット・デメリットを徹底解説! 』で解説しています。
メリット
- 簡単に本格的なネットショップを作れるのに使いやすい
- 約50種類のテンプレートすべてを無料で使える
- 低コストで利用できるのに多機能で高コスパ
- 無料プランも用意されている
- 多くの機能が無料で追加できる
- 特別な設定不要でスマホ対応のネットショップを作れる
- 決済手数料が安い
- ネットショップ運営に不可欠な決済方法が豊富
- 全プランで商品登録数が無制限
- スピードキャッシュで翌日振込も可能
- 本格的な定期販売が無料でできる
- 面倒な保管・梱包・発送業務をすべて代行してもらえる
- レンタルサーバーを借りる必要がない
デメリット
- オリジナルデザインのネットショップにはできない
- 無料の【フリープラン】で使える機能は限定的
- 集客は自分でしないといけない
BASEのメリット・デメリット
BASEのメリット・デメリットは以下の通りです。
詳しくは、関連記事『ネットショップ BASE(ベイス)の評判は!? 特徴・メリット・デメリットを徹底解説! 』で解説しています。
メリット
- 無料でネットショップを持てる
- 無料で約80種類の機能追加ができる
- 簡単にネットショップ作成できる
- 100種類以上の豊富なテンプレートから選べる
- デザインパーツを追加して自由にカスタマイズできる
- スマホのみでネットショップ開設・管理ができる
- 独自ドメインのURLで運営できる
- SEO対策ができる
- ブログ作成ができるので、情報発信ができてSEO対策にもなる
- オリジナリティのあるデザインも可能
- 豊富な決済方法を簡単に導入できる
- 定期販売ができる
- 顧客管理機能とメルマガ配信機能の併用でリピート率UP
- 1,100万人が利用するショッピングアプリ「Pay ID」に載せられる
- 画像が1枚あればオリジナルグッズを作れる
- Instagramと連携できる機能がある
- デジタルコンテンツの販売ができる
- 販促支援サービスを提供・掲載するWebサイト「more BASE」
- レンタルサーバーを借りる必要がない
デメリット
- 販売数が多いと費用がかさむ
- 代引き決済ができない
- [スタンダードプラン]は手数料が高い
- デザインの自由度は低い
STORES(ストアーズ)とBASE、どっちを選べばいい?
STORESとBASEを比較して「結局、自分はどっちを選べばいい?」となっている人も多いと思います。
そこで、タイプ別にSTORESとBASEのどちらがオススメかを解説します。
STORESがオススメな人
STORESがオススメな人は以下の通りです。
- オシャレなデザインのテンプレートを無料で使いたい。
- 売上が増えても決済手数料を抑えて利益率を高くしたい。
- 決済方法に代金引き換えも用意したい。
STORESは、シンプルでオシャレなテンプレートが豊富で、すべて無料です。
決済手数料が低いので、売上が増えるほど、BASEと比較して利益率の差が大きくなります。
STORESは、しっかり売上を上げつつ、高い利益率を確保したい人にオススメです。
⇒ STORES(公式サイト)
BASEがオススメな人
BASEがオススメな人は以下の通りです。
- スマホだけでネットショップを作成・運営したい。
- ネットショップ内でブログを運営したい。
- ネットショップと同じ独自ドメインのメールアドレスを使いたい。
BASEは、ネットショップ内でブログ運営ができるので、情報発信やSEO対策に役立ちます。
STORESではできないですが、自分で取得した独自ドメインを利用できたり、ネットショップと同じ独自ドメインのメールアドレスを使えるものメリットです。
BASEは、独自ドメインを活用して、ネットショップのブランディングをしたい人にオススメです。
⇒ BASE(公式サイト)
STORES(ストアーズ)とBASEを比較したまとめ
今回は、STORESとBASEを徹底比較しました。
STORESとBASEは似ている部分も多いですが、各サービスのメリットやデメリットも知った上で選びましょう。
選び方を簡単にまとめると・・・
無料でテンプレートを使ったり決済手数料を抑えたい人はSTORESが、独自ドメインを活用したい人はBASEがオススメです。
なお、それぞれのメリットやデメリットなどについては、以下の記事で徹底解説しています。