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【おすすめ4選】デジタルコンテンツをダウンロード販売できるツール

デジタルコンテンツのダウンロード販売
ホームページ作成の初心者
初心者 ハナ

デジタルコンテンツのダウンロード販売って何?
デジタルコンテンツを気軽に販売できるツールを知りたい

今回は、デジタルコンテンツのダウンロード販売に関する、上記のような疑問にお答えします。

本記事の内容

  • デジタルコンテンツのダウンロード販売の基礎知識
  • デジタルコンテンツをダウンロード販売するメリット・デメリット
  • デジタルコンテンツのダウンロード販売ができるサービス

本記事の執筆者

ホームページ自作を応援するWebデザイナー
リュウ

こんにちは、ホームページ自作ラボ管理人のリュウです。
私は、現役のWebデザイナーとして、ホームページ制作会社の代表をしています。

本記事は、以下のような人にオススメです

  • デジタルコンテンツを販売して稼ぎたい
  • デジタルコンテンツ販売ができるツールを知りたい

本記事を読むことで、デジタルコンテンツのダウンロード販売について知ることができ、ダウンロード販売する手段を見つけることができます。

結論を先に言うと

本記事で紹介したような、デジタルコンテンツを気軽に販売できるツールがあるので、個人でも大きく稼げるチャンスがあります。
デジタルコンテンツは低コストでも作成できるので、競合になる商品について研究して、取り組んでみましょう。

では、デジタルコンテンツのダウンロード販売について徹底解説していきます!

デジタルコンテンツのダウンロード販売の基礎知識

デジタルコンテンツのダウンロード販売の基礎知識

そもそも、デジタルコンテンツのダウンロード販売とは何かについて解説します

デジタルコンテンツとは?

デジタルコンテンツとは、文章・画像・映像・音楽などの作品をデジタルデータ化して、デジタルデータの形式で提供されているコンテンツのことです。
形があって手に取って扱える「物」とは違い、インターネットを通じてやり取りされるのがデジタルコンテンツです。

デジタルデータは簡単に複製が可能で、どれほど複製しても元のデータが劣化しません。
記録されている媒体に問題が起こらない限り、完璧な状態で保存できます。

デジタルコンテンツのダウンロード販売とは?

ダウンロード販売とは、インターネットを通じてデジタルコンテンツを販売し、お客様にダウンロードしてもらう販売形式のことです。
受注から納品まですべてオンライン上で完結するため、取り扱うことができるものはデジタルコンテンツになります。

ダウンロード販売を行うには、デジタルコンテンツを販売できるプラットフォームを利用するか、自社サイトにダウンロード販売の仕組みを設置することが一般的です。

ダウンロード販売できるデジタルコンテンツは?

ダウンロード販売できるデジタルコンテンツは、以下の4つのカテゴリーに分けることができます。

  • 情報商材系(ノウハウ、電子書籍など)
  • 素材系(写真、イラスト、音など)
  • ソフト系(ソフトウェア、フォントなど)
  • 芸術・娯楽系(音楽・動画・漫画など)

情報商材系(ノウハウ、電子書籍など)

ノウハウをデジタルデータ化した情報商材のダウンロード販売です。
情報商材と言えば「ノウハウ」のイメージが強いかもしれませんが、電子書籍も情報商材の1つです。

販売されるノウハウのジャンルは様々で、ビジネスや投資から美容法や恋愛まで、あらゆるノウハウがデジタルコンテンツとして販売されています。

一般的な紙の書籍出版はハードルが高いですが、デジタルコンテンツの情報商材であれば、誰でも販売し成功するチャンスがあります。
ヒットすれば、個人でも大きく儲けられる可能性が魅力的です。

素材系(写真、イラスト、音、テンプレートなど)

ビジネスなどで使用できる各種素材や、各種テンプレートのダウンロード販売です。

素材は、写真やイラストなどの画像はもちろん、映像制作などで使用できる音も含まれています。
また、テンプレートは、WordPressテーマなどWebサイトのテンプレートや、WordやExcelなどの書式のテンプレートなど多岐に渡ります。

スキルさえあれば個人でも気軽に販売できるので、自分の特技を活かして副業としてダウンロード販売することも可能です。

ソフト系(ソフトウェア、フォントなど)

ビジネスやゲームなどのソフトウェアはもちろん、プログラムコードやフォントなどのダウンロード販売です。

ソフトウェアは、CD-ROMなどに入った状態で販売するのが一般的な時代もありましたが、今はインターネットを通じてダウンロード販売されることも多いです。

ちなみに、スマホやタブレットで利用できるアプリも、ソフト系に含まれます。

芸術・娯楽系(音楽・動画・漫画など)

音楽・動画・漫画など、芸術や娯楽のデジタルコンテンツのダウンロード販売です。
いわゆる「サブスクリプション型」の音楽配信サービスや動画配信サービスは、ここ数年でより身近になってきています。

今では、大規模に展開している企業だけでなく、プラットフォームを利用することで個人でも販売できます。

デジタルコンテンツをダウンロード販売するメリット・デメリット

デジタルコンテンツをダウンロード販売するメリット・デメリットについて解説します。

メリット

メリット

デジタルコンテンツをダウンロード販売するメリットは、以下の通りです。

  • 在庫管理や配送の手間が不要
  • 利益率が高い
  • ほぼ自動化できる

在庫管理や配送の手間が不要

デジタルコンテンツはパソコンなでに保存しておくデータなので、在庫を保管するための場所を取らず、管理が楽です。

また、注文が入った場合は、インターネットを通じてダウンロードリンクを送付する方法になるので、商品梱包や配送の手間が不要です。

利益率が高い

上記の「在庫管理や配送の手間が不要」にも関係しますが、一般的な有形の商品と違い、様々なコストを削減できます。

まず、在庫を保管する費用や、梱包・配送の費用が不要なのは大きいです。
そして、コンテンツの作成自体も、パソコン1つでできることも多く、経費が抑えられます。

商品の制作や販売の経費が少なく済むので、利益率の高いビジネスが可能です。

ほぼ自動化できる

一般的な有形の商品販売は、注文ごとに梱包や配送の手間が掛かります。
しかし、デジタルコンテンツのダウンロード販売では、梱包や配送の手間が掛からず、自動的に販売される仕組みの構築が可能です。
オンライン決済が完了後に、自動的にダウンロードリンクがメール送信されるなら、販売側で受注ごとにする作業は要りません。

ほぼ自動化できることで、人件費と手間が大幅に削減できるので「寝てても売れる状態」を構築することが可能です。

デメリット

デメリット

デジタルコンテンツをダウンロード販売するデメリットは、以下の通りです。

  • コンテンツを無断複製・販売される恐れがある
  • 無料コンテンツと競合する恐れがある

コンテンツを無断複製・販売される恐れがある

デジタルコンテンツは、簡単に複製できることがメリットです。
しかし、それは逆にデメリットにもなります。

購入した人に無断で複製し販売、もしくは配布される恐れがあるからです。
無断の複製や販売については、規約で禁止事項を儲けても、完全に防ぐことは無理なので、大きなデメリットとなります。

無料コンテンツと競合する恐れがある

デジタルコンテンツは有料に限らず、無料でもたくさん配布されています。
しかも、無料のデジタルコンテンツでも、クオリティの高いものも多いです。

その中で有料でダウンロード販売するなら「有料でも買いたい」と思ってもらえるだけの価値を提供する必要があります。

販売前には、無料のデジタルコンテンツも含めて、しっかり競合調査をすることが大切です。

デジタルコンテンツのダウンロード販売ができるサービス

デジタルコンテンツのダウンロード販売ができるサービス

デジタルコンテンツのダウンロード販売ができる、おすすめのサービスは以下の通りです。

  • STORES(ストアーズ)
  • BASE(ベイス)
  • カラーミーショップ
  • Shopify(ショッピファイ)

STORES(ストアーズ)

ネットショップ作成サービス STORES

STORESは、STORES株式会社が運営するネットショップ作成サービスです。
毎月10,000店舗が、STORESでネットショップを開設しています。

STORESを使えば、誰でも簡単に、そして無料でもネットショップを開設できます。

STORESは、アパレル販売にも向いているシンプルで、オシャレなテンプレートが多いのも特徴です。

また、ネットショップ作成以外にPOSレジ・予約システム・キャッシュレス決済もあるので、STORESで統一することで簡単に連携ができます。
そのため、ネットショップ以外に実店舗運営もしているのであれば、よりSTORESが便利に使えます。

STORES(公式サイト)

STORES(ストアーズ)でダウンロード販売

STORESでは、ダウンロード販売機能が標準搭載されています。

STORES管理画面で「ダウンロード販売」をONすれば、あとはファイルをアップロードして商品登録するだけなので、使い方は簡単です。

購入されると、購入完了画面やサンキューメールに「ダウンロードボタン」が自動で表示されます。
そのため、購入される度に手動で、お客様にメールでデータを送る手間は不要です。

STORES(ストアーズ)の料金プラン

プラン フリー スタンダード
月額料金 ¥0 ¥2,980~
決済手数料 5% 3.6%
デザインテンプレート 48種類 48種類
商品登録数 無制限 無制限
商品写真枚数 1商品 4枚 1商品 15枚
定期販売
ダウンロード販売
アクセス解析 ×
独自ドメイン ×
SSL対応
サービスロゴ非表示 ×

※詳しい機能比較は、STORES(公式サイト)でご確認ください。

BASE(ベイス)

ネットショップ作成サービス BASE

BASEは、BASE株式会社が運営するネットショップ作成サービスです。
BASEを利用しているネットショップは200万店を超え、6年連続「ネットショップ開設実績No.1」です。

BASEは、無料でも使えるネットショップ作成サービスで「元祖」とも言えるサービスです。
[スタンダードプラン]であれば利用料金が無料でも使えるだけでなく、たくさんの機能を無料で追加できます。
商品が売れていない内は、費用が一切掛からないので「気軽にネットショップを開設できる」と人気があります。

BASE(公式サイト)

BASE(ベイス)でダウンロード販売

BASEには「BASE Apps」という、機能を自由に追加できるアプリがあります。
ほとんどのアプリは無料です。

その「BASE Apps」の1つである「デジタルコンテンツ販売 App」をインストールすることで、デジタルコンテンツのダウンロード販売が可能になります。
インストールはワンクリックで簡単にできるので、すぐにダウンロード販売を始めることが可能です。

購入されたデジタルコンテンツは「購入完了画面」および「購入後に自動送信するメール」に記載されているダウンロードボタンからダウンロードできます。

BASE(ベイス)の料金プラン

プラン スタンダード グロース
月額料金 ¥0 ¥16,580
初期費用 ¥0 ¥0
決済手数料 3.6%~ + ¥40 2.9%~
サービス利用料 3% ¥0
たくさんある機能 すべて込み すべて込み

※機能の詳細は、BASE (公式サイト)でご確認ください。

カラーミーショップ

カラーミーショップ

カラーミーショップは、GMOペパボ株式会社が運営するネットショップ作成サービスです。

カラーミーショップは、2005年にサービス開始され、今では4万店以上のネットショップが運営されています。
副業でネットショップ運営をしたい個人から、本格的にネットショップ運営する法人まで、幅広く利用されています。

実は、カラーミーショップの利用者の半数以上が企業などの「法人」です。
気軽に使えるけど、本格的なネットショップ運営ができる証と言えます。

⇒ カラーミーショップ(公式サイト)

カラーミーショップでダウンロード販売

カラーミーショップは、標準でデジタルコンテンツのダウンロード販売に対応しています。
商品登録の際に「ダウンロード販売を行う」にチェックを入れ、販売するファイルをアップロードすればOKです。

クレジットカード決済であれば即時ダウンロードが可能ですが、その他の決済手段であれば入金確認後にダウンロードURLをメールで送信する流れになります。

カラーミーショップの料金プラン

プラン フリー レギュラー ラージ
月額料金 ¥0 ¥4,950 ¥9,595
初期費用 ¥0 ¥3,300 ¥3,300
名入れ機能 ×
都道府県別 配送日設定 ×
アクセス解析 一部機能のみ
独自ドメイン設定 ¥550/月
独自ドメインの常時SSL ¥1,100/月
商品情報・顧客情報
CSV一括登録
ショップ用メールアドレス
商品レビュー ×
クーポン発行 ×
フォローメール ×
Google Analytics
eコマース
×
カート貼り付け機能
メールマガジン発行 ¥330/月
サポート メール メール / 電話 メール / 電話
画面共有サポート ×

※詳しい機能比較は、カラーミーショップ(公式サイト)でご確認ください。

Shopify(ショッピファイ)

ネットショップ作成サービス Shopify(ショッピファイ)

Shopifyは、2004年にカナダで創業されたネットショップ作成サービスです。
世界175ヵ国で展開していて、数百万以上の店舗で利用されています。
実に、流通総額10兆円を上回る巨大ECプラットフォームです。

日本には、日本法人が設立された2017年に、本格的に進出しました。
管理画面やマニュアルサイトは日本語化されているので、日本語で問題なく利用できます。

越境ECに強く海外に向けて販売できるなど、Shopifyならではの強みがたくさんあるので、日本でも利用者数が急増しています。

Shopify(公式サイト)

Shopify(ショッピファイ)でダウンロード販売

Shopifyでデジタルコンテンツを販売する場合、デジタルコンテンツ向け販売アプリを使用して商品のダウンロードリンクを提供する必要があります。
例えば、Shopifyが開発している「Digital Downloads」アプリは、無料で簡単に使用できるのでオススメです。

デジタルコンテンツを販売する場合は、公式ストアからアプリをインストール後、商品登録する際にその商品の配送を無効にする必要があります。
商品登録後は、メールテンプレートを編集して、お客様が注文に関する情報を取得できるようにしておきましょう。

Shopify(ショッピファイ)の料金プラン

  ベーシック スタンダード プレミアム
月額料金 $25
(約¥3,172)
$69
(約¥8,756)
$299
(約¥37,946)
商品登録数 無制限 無制限 無制限
スタッフアカウント数 2 5 15
在庫のロケーション 最大4 最大5 最大8
クーポンコード
ギフトカード
レポート × 標準 高度
外部サービスの
計算済み配送料
× ×
オンラインクレジット
カード手数料(日本)
3.4% + 0円 3.3% + 0円 3.25% + 0円
複数の言語で販売 最大20 最大20 最大20
国際価格 ×

※日本円の月額料金は、2022年5月27日現在のレート「$1=¥126.91」にて計算。

※詳しい機能比較は、Shopify(公式サイト)でご確認ください。

デジタルコンテンツのダウンロード販売で気を付けること

デジタルコンテンツのダウンロード販売で気を付けること

デジタルコンテンツのダウンロード販売をする際に、気を付けることは以下の通りです。

  • プラットフォームで禁止されているコンテンツを販売しない。
  • 販売可能なファイル形式や容量を把握しておく。
  • 豊富な決済方法を用意しておく。
  • 競合他社の相場を調べて価格設定する。

プラットフォームで禁止されているコンテンツを販売しない

利用するプラットフォームによっては、利用規約により販売禁止されているコンテンツもあります。
例えばSTORESでは、一例として以下の商品は禁止されています。

  • コンピュータウィルスを含むソフトウェア
  • 役務提供期間が長期にわたる商品
  • 金融商品に関連する情報商材
  • 賭博、富くじ等の射幸心を煽るもの並びにその攻略法、情報商材等の関連する商品

他にも、法律や公序良俗に反するものは、プラットフォームや利用規約にかかわらず販売できません。

デジタルコンテンツのダウンロード販売を始める際は、利用するプラットフォームの利用規約を、必ず確認してから販売してください。

販売可能なファイル形式や容量を把握しておく

プラットフォームによって、ダウンロード販売できるファイル形式や、容量の上限が異なります。
例えばSTORESでは、以下のようになっています。

アップロード可能な容量 1アイテムにつき1GB
アップロード可能なファイル形式 jpg/png/gif/pdf/css/html/plain/richtext/basic/mp3/x-aiff/x-midi/wav/mpeg/quicktime/x-msvideo/x-ms-wmv/x-ms-asf/x-sgi-movie/zip/x-zip/epub

デジタルコンテンツのダウンロード販売を始める際は、販売したいファイル形式がアップロードできるのか、容量は大丈夫か、よく確認しておきましょう。

豊富な決済方法を用意しておく

ダウンロード販売に限らずですが、ダウンロード販売では特に、豊富な決済方法を用意しておくことが重要です。
なぜなら、ダウンロード販売で購入するユーザーは「今すぐ見たい、聴きたい」と思っていることが多いため、スムーズにオンライン決済が完了する必要があります。

ユーザーが希望の決済方法がなければ、購入を諦めてしまう可能性があります。
定番のクレジットカード決済はもちろんですが、電子マネー決済・キャリア決済など幅広く用意しておきましょう。

競合他社の相場を調べて価格設定する

商品に対する価値観は人それぞれなので、別に「競合他社や相場に合わせなくてはいけない」ということではありません。

ただ、相場より高すぎるために売れない場合もあります。
逆に、安くしすぎて安っぽく見られたり、利益が圧迫されてしまったりする場合もあります。

販売する商品と同様のものが、いくら位で販売されているのか、競合他社の相場を知った上で販売価格を決めましょう。

デジタルコンテンツのダウンロード販売のまとめ

デジタルコンテンツのダウンロード販売のまとめ

今回は、デジタルコンテンツのダウンロード販売について徹底解説しました。

本記事で紹介したような、デジタルコンテンツを気軽に販売できるツールがあるので、個人でも大きく稼げるチャンスがあります。
デジタルコンテンツは低コストでも作成できるので、競合になる商品について研究して、取り組んでみましょう。

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