カラーミーショップとBASEを徹底比較!オススメはどっち?
カラーミーショップとBASEは何が違うの?
カラーミーショップとBASEのどちらが良いの?
今回は、カラーミーショップとBASEの比較に関する、上記のような疑問にお答えします。
本記事の内容
- カラーミーショップとBASEとは?
- カラーミーショップとBASEを様々な角度から比較
本記事の執筆者
こんにちは、ホームページ自作ラボ管理人のリュウです。
私は、現役のWebデザイナーとして、ホームページ制作会社の代表をしています。
本記事は、以下のような人にオススメです
- カラーミーショップとBASEの違いが分からない
- カラーミーショップとBASEのどちらを使うか迷っている
本記事を読むことで、カラーミーショップとBASEの違いについて知ることができ、カラーミーショップとBASEのどちらが良いか選ぶ判断材料になります。
結論を先に言うと
多機能で本格的なネットショップ運営をしたい人にはカラーミーショップが、気軽にネットショップ運営をしたい人にはBASEがオススメです。
では、カラーミーショップとBASEの比較について徹底解説していきます!
このページの目次
よく比較されるカラーミーショップとBASEとは?
カラーミーショップとBASEは、比較されることが多いネットショップ作成サービスです。
それぞれについて簡単に説明します。
なお、各サービスについて別ページで徹底解説しているので、詳しい内容はそちらをご覧ください。
カラーミーショップとは?
カラーミーショップは、GMOペパボ株式会社が運営するネットショップ作成サービスです。
カラーミーショップは、2005年にサービス開始され、今では4万店以上のネットショップが運営されています。
副業でネットショップ運営をしたい個人から、本格的にネットショップ運営する法人まで、幅広く利用されています。
実は、カラーミーショップの利用者の半数以上が企業などの「法人」です。
気軽に使えるけど、本格的なネットショップ運営ができる証と言えます。
⇒ カラーミーショップ(公式サイト)
カラーミーショップの評判は!? 特徴・メリット・デメリットを徹底解説!
BASE(ベイス)とは?
BASEは、BASE株式会社が運営するネットショップ作成サービスです。
BASEを利用しているネットショップは200万店を超え、6年連続「ネットショップ開設実績No.1」です。
BASEは、無料でも使えるネットショップ作成サービスで「元祖」とも言えるサービスです。
[スタンダードプラン]であれば利用料金が無料でも使えるだけでなく、たくさんの機能を無料で追加できます。
商品が売れていない内は、費用が一切掛からないので「気軽にネットショップを開設できる」と人気があります。
⇒ BASE(公式サイト)
ネットショップ BASE(ベイス)の評判は!? 特徴・メリット・デメリットを徹底解説!
カラーミーショップとBASEのテンプレートを比較
カラーミーショップとBASEのテンプレートを比較しました。
テンプレートとは、ホームページ全体のデザインを決める雛形です。
テンプレートを選択して適用させると、プロが作成したデザインのホームページを簡単に作れます。
カラーミーショップのテンプレート
カラーミーショップでは、有料のも含めて30種類以上のデザインテンプレートが用意されています。
デザインの幅が広く、商品のジャンルを問わず使いやすいです。
ちなみに、有料のテンプレートでは、レスポンシブ対応であれば約3万円で購入できます。
正直なところ、有料版の方がデザイン性が高いのでオススメです。
考え方次第ですが、約3万円でデザイン性が高いネットショップにできるのなら、購入するのもアリだと思います。
BASEのテンプレート
BASEでは、100種類以上のテンプレートが用意されていて、様々なジャンルの商品に対応できるデザインがそろっています。
ただし、無料テンプレートは17種類のみで、多くは有料テンプレートです。
有料テンプレートは¥5,000から購入でき、デザイン性が高いテンプレートばかりです。
無料テンプレートは正直、シンプル過ぎるのであまりオススメできませんが、まずは無料版で始めてみるのも良いでしょう。
カラーミーショップとBASEのテンプレートを比較した結論
テンプレートの数も、デザインの質もBASEの方が優位です。
カラーミーショップもBASEも、無料版テンプレートがイマイチなのは共通しています。
カラーミーショップとBASEのテンプレートの違いで言うと、カラーミーショップの方が大規模なネットショップに適しています。
BASEはどちらかと言えば、小規模から中規模のネットショップ向きです。
⇒ カラーミーショップ(公式サイト)
⇒ BASE(公式サイト)
カラーミーショップとBASEの機能を比較
カラーミーショップとBASEの機能を比較しました。
カラーミーショップの機能
カラーミーショップは、ネットショップ運営で役立つ機能が350種類以上もあります。
より多く販売につなげてスムーズな運営をするために、多機能を求めてカラーミーショップを選ぶネットショップも多いです。
以下は、350種類以上あるカラーミーショップの機能の一例です。
- 名入れ機能
- フリーページ作成
- ショップ内検索
- 自動スマホ最適化
- 仕入れサポート
- 商品オプション設定
- 商品掲載期間の設定
- デジタルコンテンツ販売
- カラーミーペイメント(決済パッケージ)
- ギフト設定
- 複数お届け先設定
- Instagramショッピング連携
物販からデジタルコンテンツのダウンロード販売まで、様々な商品ジャンルに対応できます。
BASEの機能
BASEは、約80種類ある機能のほとんとが無料で使えます(2つだけ有料機能あり)。
以下は、BASEで無料追加できる約80種類の機能の一例です。
- 独自ドメイン
- 送料詳細設定
- 英語・外貨対応
- デジタルコンテンツ販売
- 定期販売
- 予約販売
- 商品オプション
- Tシャツ作成
- ブログ
- クーポン
- メールマガジン
- レビュー
- Instagram販売
- 顧客管理
ちなみに、例外的に有料機能なのは、以下の2種類だけです。
- BASEロゴ非表示(月額¥500:ネットショップに表示されるBASEのロゴ非表示)
- 不正決済保証(月額¥980~:クレジットカード不正利用の被害金額を補償)
ほとんどの機能が無料なので、費用を気にせず、使いたい機能を自由に追加できます。
カラーミーショップとBASEの機能を比較した結論
機能数は、圧倒的にカラーミーショップの方が多いです。
法人利用も多いカラーミーショップならではの機能が多数あります。
ただ、機能は自分が必要なものさえあれば良いので、多い方が良いとは限りません。
あなたが必要な機能があるかどうかで選択してください。
⇒ カラーミーショップ(公式サイト)
⇒ BASE(公式サイト)
カラーミーショップとBASEの使いやすさを比較
カラーミーショップとBASEの使いやすさを比較しました。
カラーミーショップの使いやすさ
カラーミーショップは、初めてのネットショップ運営にも向いています。
ただし、多機能がゆえに『STORES(ストアーズ)』や『BASE(ベイス)』よりは慣れるのに少し時間が掛かります。
とは言え、マニュアルやサポートがしっかりしているので、初心者でも心配は要りません。
テンプレートを選べば全体のデザインが決まり、その後は商品登録して必要箇所のテキスト入力をすれば完成です。
実は、カラーミーショップ利用者の半数以上は、企業などの法人です。
つまり「初心者でも使いやすいから低機能」という訳ではなく、高機能で本格的なネットショップ運営ができます。
BASEの使いやすさ
BASEは、専門知識ゼロの初心者でも、簡単にネットショップ作成できます。
メールアドレス・パスワード・ショップURLを登録すれば、30秒でネットショップを開設できます。
あとは、好みのテンプレートを選び、商品情報などを登録すれば完成です。
ネットショップ作成に時間を取られて、なかなか開設できない…ということはありません。
「とにかく早くネットショップを開設したい」という人が、今日からスタートを切ることができます。
カラーミーショップとBASEの使いやすさを比較した結論
カラーミーショップはBASEと比較して機能数が多い分、使い慣れるまでにBASEよりは時間が掛かります。
カラーミーショップほどの機能数を求めておらず、使いやすさ重視であればBASEの方が向いています。
⇒ カラーミーショップ(公式サイト)
⇒ BASE(公式サイト)
カラーミーショップとBASEのサポートを比較
カラーミーショップとBASEのサポートを比較しました。
カラーミーショップのサポート
カラーミーショップには以下のサポートがあります。
- 公式ヘルプサイト「ヘルプセンター」
- よむよむカラーミー
- メール・電話サポート・画面共有サポート
- ネットショップ運営・開業セミナー
- 制作代行窓口
- 制作会社の紹介
有料プランであれば、全プランに電話サポートがあります。
そして、通常の電話だけでなく、パソコンの画面を共有して教えてもらえる「画面共有サポート」もあるので、使いこなせるか不安な人も安心できます。
また、有料オプションにはなりますが制作代行をしてもらえるので、付き合いのない制作会社がない人も相談できるので心強いです。
BASEのサポート
BASEには以下のサポートがあります。
- 公式ヘルプサイト
- 公式Webメディア「BASE U」
- メール・チャットサポート
BASEのサポートは特段、変わったことはないのですが、マニュアルページやメールサポートなど基本的なサポートはそろっています。
カラーミーショップとBASEのサポートを比較した結論
カラーミーショップは大規模ネットショップにも対応できるほど多機能なので、使い方で困ったときに電話サポートがあるのは心強いです。
しかし、BASE利用者の多くが無料プランであるので仕方ないのですが、BASEには電話サポートがありません。
とは言え、BASEの使い方はカラーミーショップより簡単なので、公式ヘルプサイトがあれば十分です。
⇒ カラーミーショップ(公式サイト)
⇒ BASE(公式サイト)
カラーミーショップとBASEの料金を比較
カラーミーショップとBASEの料金を比較しました。
カラーミーショップの料金
カラーミーショップは、機能に応じた3つの料金プランがあります。
プラン | フリー | レギュラー | ラージ |
---|---|---|---|
月額料金 | ¥0 | ¥4,950 | ¥9,595 |
初期費用 | ¥0 | ¥3,300 | ¥3,300 |
名入れ機能 | × | ● | ● |
都道府県別 配送日設定 | × | ● | ● |
アクセス解析 | 一部機能のみ | ● | ● |
独自ドメイン設定 | ¥550/月 | ● | ● |
独自ドメインの常時SSL | ¥1,100/月 | ● | ● |
商品情報・顧客情報 CSV一括登録 |
● | ● | ● |
ショップ用メールアドレス | ● | ● | ● |
商品レビュー | × | ● | ● |
クーポン発行 | × | ● | ● |
フォローメール | × | ● | ● |
Google Analytics eコマース |
× | ● | ● |
カート貼り付け機能 | ● | ● | ● |
メールマガジン発行 | ¥330/月 | ● | ● |
サポート | メール | メール / 電話 | メール / 電話 |
画面共有サポート | × | ● | ● |
※詳しい機能比較は、カラーミーショップ(公式サイト)でご確認ください。
BASEの料金
BASEの料金プランは、無料版と有料版の2つのみです。
プラン | スタンダード | グロース |
---|---|---|
月額料金 | ¥0 | ¥16,580 |
初期費用 | ¥0 | ¥0 |
決済手数料 | 3.6%~ + ¥40 | 2.9%~ |
サービス利用料 | 3% | ¥0 |
たくさんある機能 | すべて込み | すべて込み |
※機能の詳細は、BASE (公式サイト)でご確認ください。
カラーミーショップとBASEの料金を比較した結論
カラーミーショップとBASEは料金体系がまったく異なるので、比較しやすいです。
BASEは最近、有料プランも登場しましたが、長らく無料プランのみだったこともあり、無料プランの利用者が圧倒的に多いです。
固定費をできるだけ抑えて利用したいのでしたら、BASEの無料プランがオススメです。
⇒ カラーミーショップ(公式サイト)
⇒ BASE(公式サイト)
カラーミーショップとBASEのメリット・デメリット
カラーミーショップとBASEのメリット・デメリットを比較しました。
カラーミーショップのメリット・デメリット
カラーミーショップのメリット・デメリットは以下の通りです。
詳しくは、関連記事『カラーミーショップの評判は!? 特徴・メリット・デメリットを徹底解説!』で解説しています。
メリット
- 長年の運営歴があり、利用者数が多くて信頼できるサービス
- ネットショップ作成サービスとして3部門でNo.1を獲得
- 初心者でも本格的なネットショップ運営ができる
- 30種類以上のテンプレートから選べる
- 本格的な高機能なのに無料から利用できる
- オリジナルデザインもできる
- スマホ対応の方法が2つある
- 長期的に見ても低コストでネットショップ運営できる
- ネットショップ運営で役立つ350種類以上の機能を搭載
- 幅広い決済方法に対応できる「カラーミーペイメント」がある
- 買いやすいから売上UPにつながるショッピングカート
- 各ページのSEO設定が集中管理できる
- 他のサイトに購入ボタンを設置できる「どこでもカラーミー」
- オリジナルのアクセス解析ツール「アクセスプラス」
- カラーミーショップ アプリストアで機能追加できる
- 集客できる機能が充実している
- 複数店舗の一元管理ができる「ネクストエンジン」に対応
- 初期&月額費用が無料のアプリ追加で海外販売もできる
- ネットショップと同ドメインでWordPressサイトを開設できる
- レンタルサーバーを借りる必要がない
デメリット
- 完成までにある程度の手間は掛かる
- 無料のテンプレートが少ない
- サポートはカラーミーショップの使い方についてのみ
BASEのメリット・デメリット
BASEのメリット・デメリットは以下の通りです。
詳しくは、関連記事『ネットショップ BASE(ベイス)の評判は!? 特徴・メリット・デメリットを徹底解説! 』で解説しています。
メリット
- 無料でネットショップを持てる
- 無料で約80種類の機能追加ができる
- 簡単にネットショップ作成できる
- 100種類以上の豊富なテンプレートから選べる
- デザインパーツを追加して自由にカスタマイズできる
- スマホのみでネットショップ開設・管理ができる
- 独自ドメインのURLで運営できる
- SEO対策ができる
- ブログ作成ができるので、情報発信ができてSEO対策にもなる
- オリジナリティのあるデザインも可能
- 豊富な決済方法を簡単に導入できる
- 定期販売ができる
- 顧客管理機能とメルマガ配信機能の併用でリピート率UP
- 1,100万人が利用するショッピングアプリ「Pay ID」に載せられる
- 画像が1枚あればオリジナルグッズを作れる
- Instagramと連携できる機能がある
- デジタルコンテンツの販売ができる
- 販促支援サービスを提供・掲載するWebサイト「more BASE」
- レンタルサーバーを借りる必要がない
デメリット
- 販売数が多いと費用がかさむ
- 代引き決済ができない
- [スタンダードプラン]は手数料が高い
- デザインの自由度は低い
カラーミーショップとBASE、どっちを選べばいい?
カラーミーショップとBASEを比較して「結局、自分はどっちを選べばいい?」となっている人も多いと思います。
そこで、タイプ別にカラーミーショップとBASEのどちらがオススメかを解説します。
カラーミーショップがオススメな人
カラーミーショップがオススメな人は以下の通りです。
- 本格的なネットショップを低コストで運営したい。
- 機能がたくさん用意されているサービスが良い。
- ネットショップと同じドメインでWordPressサイトも運営したい。
カラーミーショップは、企業として本格的な機能を備えたネットショップを運営することができます。
格安のネットショップ作成サービスにはない機能が豊富なでの、細かな設定が可能です。
カラーミーショップは、個人であっても本格的にネットショップ運営をしたい人にオススメです。
⇒ カラーミーショップ(公式サイト)
BASEがオススメな人
BASEがオススメな人は以下の通りです。
- 今日からでも、すぐにネットショップを始めたい。
- スマホだけでネットショップを作成・運営したい。
- ネットショップ内でブログを運営したい。
BASEは、初心者でも気軽に、そして簡単にネットショップを開設できます。
スマホだけでも作成や運営がスムーズにできるので、パソコンを持っていない人にも最適です。
BASEは、早く簡単に開設して、ネットショップ運営をしたい人にオススメです。
⇒ BASE(公式サイト)
カラーミーショップとBASEを比較したまとめ
今回は、カラーミーショップとBASEを徹底比較しました。
カラーミーショップとBASEはよく比較されますが、各サービスのメリットやデメリットも知った上で選びましょう。
選び方を簡単にまとめると・・・
多機能で本格的なネットショップ運営をしたい人にはカラーミーショップが、気軽にネットショップ運営をしたい人にはBASEがオススメです。
⇒ カラーミーショップ(公式サイト)
⇒ BASE(公式サイト)
なお、それぞれのメリットやデメリットなどについては、以下の記事で徹底解説しています。